シンテゴンの検査機は、世界各国の医薬品製造現場で稼働しています。今回は、日本と海外の懸け橋として検査機の海外営業部で活躍するジャナカさんにインタビューします。
ジャナカさんは入社5年目になりますが、どのような経緯で当社に入られたのですか?
約20年前、私は経営学を学ぶためにスリランカから来日し、日系企業で11年間働きました(日本で6年、シンガポールで5年)。その後、営業職を極めつつも、別の業界にチャレンジしたいと思い、当社に入社しました。
実際の業務について教えてください。
私は検査機技術営業部の一員として、東南アジア、中東、ヨーロッパ地域における検査機の販売を担当しています。見積もり管理、現地の販売代理店との連携やトレーニング、ソリューション提案の準備などがあります。営業職のやりがいは、何といってもお客さまからの好意的なフィードバックです。また、コミュニケーションを軸とした仕事と、裁量権のある自由さをとても気にいっています。
当社でのプロジェクトで、最も印象深いものはありますか?
はい、インドの顧客向けのプロジェクトです。お客様の要求は非常に厳しく、また多くの変更が伴い、日本の顧客ほどスムーズではありませんでしたが、最終的には無事マシンを納品することができました。私たちの製品の性能についても良い評価をいただき、次のマシンの購入意向もいただきました。それが一番ですね!
この仕事を通しての大事な学びとは何ですか?
シンプルですが、まずは、自分らしくあることです。自分自身を変えるのではなく、常に自分自身に挑戦していくこと。もうひとつの教訓は、目標に到達するために複数の方策を持っておくことです。なかには既成概念にとらわれないアプローチもあるかもしれませんが、同じ結果を得るために別の方法を模索することに、やりがいを感じています。顧客を惹きつけ、説得する方法を自分自身で選択できるのは、充実感があります。
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「アフターサービスとプロジェクト、それぞれ異なる緊張感がある中で、お客さんに納得いただける仕事を達成していくことがやりがいだと思います」
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