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シンテゴンテクノロジー、Telstar買収を完了

製薬向け技術とサービスを強化

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シンテゴンテクノロジーGmbH(ドイツ・ヴァイプリンゲン本社)とアズビル株式会社によるTelstarの買収が、10月31日に規制当局の承認を経て正式に完了しました。これに伴い、Telstarの従業員はシンテゴンの製薬向け液剤事業部に加わり、今後は製薬業界に向けて、充填装置、アイソレーターシステム、凍結乾燥機、搬送装置などの技術とサービスをシームレスに提供していきます。これにより、抗生物質、ワクチン、バイオ医薬品の製造分野で、包括的な技術サポート体制が実現されます。

 

戦略的成長の強化 「シンテゴンは、液剤バイアル充填とアイソレーターシステムの分野でグローバル市場をリードしています。Telstarとの連携により、革新的な技術や持続可能なソリューションの強化、さらにはグローバル展開を加速させることで、戦略的な成長をさらに推進していきます」と、シンテゴングループのCEOTorsten Türlingは述べています。「今年6月の買収発表後、多くの顧客から好意的なフィードバックや共同プロジェクトへの問い合わせを受け、私たちの方向性が正しいことを確信しました。今後は一元的なソリューションを提供できるパートナーを目指します。」

共同の専門知識を活かす 「シンテゴンとの協力を通じて、両社の専門知識を最大限に活かし、既存および新規顧客の皆様により良い価値を提供できることを期待しています」と、Telstarのマネージングディレクター、Jordi Puigは語ります。「強力なチームシナジーを活用することで、シームレスなラインソリューションと効率的なプロセスを提供し、顧客の製品安定性向上や市場投入の迅速化を支援いたします。」

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シンテゴングループCEOのTorsten Türling(左)とTelstarマネージングディレクターのJordi Puig氏(右)が、戦略的提携の節目を祝いました。顧客へ一層シームレスなワンストップのソリューションとサービスの提供を目指します。

Telstarはスペイン・バルセロナのテラッサに本社を構え、4つの生産拠点、6つの技術センター、10のコンサルティング・エンジニアリングサービス拠点、さらに世界各地に営業拠点を有しています。これらのリソースとシンテゴンのグローバルネットワークを結集することで、製薬メーカーやCMO(受託製造機関)に対し、より包括的なラインソリューションの提供体制が強化されました。また、サービスネットワークも拡充され、より地域密着型の対応を強化されます。

 

写真左から: Stephan März (Executive VP Pharma Liquid, Syntegon), Pilar Ramirez (General Counsel, Telstar), Torsten Türling (CEO, Syntegon), Jordi Serrat (Technology & Operations Corporate Manager, Telstar), Jordi Puig (Managing Director, Telstar), Petros Kapelles (Chief Operations Officer, Syntegon), Emili Pablos (Executive VP & Chief Financial Officer, Telstar), Matthias Wagner (Managing Director, Telstar).


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シンテゴンテクノロジー株式会社

 

和田 奈都美
マーケティンググループ

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