
Service Agreements
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検査工程は、医薬品にとって重要な要件であり、患者様の安全性と製品の品質を確保するための規制によって義務付けられています。自動検査は、製造工程の最適化と一貫性の維持に重要な役割を果たします。当社は、シリンジ、バイアル、カートリッジ、アンプルに充填された液剤をはじめ、高粘度製剤、凍結乾燥製剤などの外観不良や目に見える異物を検出するための革新的かつ高精度の自動検査技術を提供しています。自動外観異物検査における豊富な専門知識により、お客様の製品にとって最適なカメラと照明技術をご提案します。
当社の特許取得のSDソリューションは、容器自体の欠陥の影響を受けずに容器内の移動粒子のみを検出し、常に安定した正確な性能を提供します。
バイアル・シリンジ・アンプル・カートリッジ自動検査機
AIM 2 | 5 シリーズ
AIM2|5シリーズは、実績あるプラットフォームに最先端の検査を搭載しました。高速対応のモデルで最大400本/分の製品を正確に検査し、容器内の異物や外観上の欠陥を確実に検出します。オプションとして、リーク検査用のHVLDモジュールまたはHSAセンサーの搭載も可能です。
アンプル、カートリッジ、バイアル、シリンジなど、さまざまな容器や製品(透明液剤、懸濁液剤、高粘度製剤、凍結乾燥製剤、油性液剤など)に対応します。
特長:
バイアル・シリンジ自動検査機
AIM8+ シリーズ
フェイスリフトしたAIM8+シリーズは、複雑な検査ニーズに対応するため、優れた柔軟性により、各製品の要求に応じで自在にカスタマイズします。混入異物や外観不良の検査において、複雑な要件を伴う製品に対応したビジョンシステムを構築しています。オプションのAI(ディープラーニング)を搭載することで、さらに検知精度を高めることができます。最大450本/分の速度で検査を行い、検査が困難な製品においても検査精度の向上に貢献します。
多様なアプリケーションに対応した設計されており、バイアルに対応し、幅広い製品(溶液のような透明な水、エマルション、粘性、フリーズドライ、油性製品)を検査できるように設計されています。
ネストシリンジ用検査機・供給回収ライン
AIM DIRect
供給から回収まで、製品同士を非接触のまま搬送し、高精度に検査します。
検査部は、コンパクトで信頼ある自動検査機AIM5を採用。シリンジ内の異物、外観不良の検査をはじめ、高電圧リーク試験(HVLD)モジュールを搭載し、リーク検査も可能。
AI(ディープラーニング)を用いた最先端の画像処理により、従来の手法では難易度の高い検査項目も、シンプルな操作で高精度に検査
特長 :
非経口薬における容器の亀裂や漏れは、無菌性および有効性の両方を損なう可能性があります。小さな亀裂やピンホールをカメラや肉眼では検知することは難しいですが、高電圧リーク検査(HVLD)はそれらを確実に識別することが可能です。
当社の高電圧リーク検査(HVLD)モジュールは、シリンジ、アンプル、およびバイアルの検査精度を高め、製品の安全性、有効性を確保しながら、生産効率を損なうことなく検査を行います。
特長:
ヘッドスペース分析(HSA)は、凍結乾燥製剤および真空または窒素ガス充填されたデリケートな製品の包装完全性を最適にテストします。酸素濃度や水圧をモニタリングすることで、HSAは恒久的および一時的な漏れの両方を識別し、製品の無菌性と有効性を維持します。
当社の搭載型HSAセンサーは、アンプルおよびバイアルの検査の精度を高め、速度を損なうことなく製品の安全性と有効性を確保します。
特長:
レトロフィット(後付け可能):新しい設備を必要とせず、既存の設備へ容易に搭載可能で、スムーズなアップグレードを実現
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当社の検査機は、世界中の製薬工場において安心・安全な医薬品生産のために活用されています。その生産台数は、グローバルで累積1500台に達しました。実績と経験の中で蓄積した技術は、すでに COVID-19 に対するワクチンの製造ラインでも採用されており、混入異物や外観不良の検査を通し、安全な製品の流通に貢献しています。
当社の検査機は、医薬品製造における最新の規制動向を踏まえながら、生産効率の向上、生産拡大、設備のアップグレードに貢献いたします。
CDM Lavoisier社は、4形体の30種以上のアンプル製品において、検査工程をAIM3000による自動検査に切り替えました。背景には、検査工程の効率化だけでなく、充填・熔閉工程の改善があります。
「充填・熔閉工程の極めて肝心な部分を体系的に特定し最適化したことで、さらに不良品の数を低減できました。実際、当社の業績向上につながっています。」
(CDM Lavoisier社CEO Philippe Truelle氏)
2017年に開発を始めたAI搭載の検査機が、2020年にAmgen社の製造ラインで実用化されました。シリンジ内の気泡と異物の判別は、通常の画像処理技術では難易度が高い検査でしたが、AI導入より、異物検知率の大幅な向上と良品誤検知率の低下が実証されました。
「この挑戦的なプロジェクトには、多くの努力と専門知識が必要でした。Syntegonの協力により、世界初のAI搭載シリンジ検査機を導入し、バイオ医薬品の生産面と技術面で、市場での地位をアピールすることができました。」(Amgen社プロセス開発プリンシパルエンジニアManuel Soto氏)
供給から回収まで、一貫して製品同士を非接触に保ちながら搬送 。シリンジの外観異物検査にはAI技術を搭載し、検査精度をさらに向上します。
歯科用カートリッジやインシュリンカートリッジで長年にわたる実績あるマシンです。最大400本/分で、バイアル検査も兼用できます。
シリンジ自動検査機 製品内の気泡を良品識別し、誤検知率を低減
ディープラーニング技術で、外観異物検査をアップグレード
We make visible, what the eye cannot see
2024年10月に東京と大阪で行われたファーマシンポジウムにて改訂Annex 1の要件と注射剤製造の多様なニーズに応えるため、充填設備や容器完全性試験を自動検査装置へ取り込んだ実質的な技術を紹介
「持続可能性、効率性、デジタル化、安全性、柔軟性」は、産業における重要なトレンドです。 私たちは自社の技術やノウハウを活用して、これらの課題に対する解決策を開発し、未来の製造業を形作っています。