バルク容器処理システム

バルク状態の容器の取扱いには特有の課題があり、高速での安定的な処理には高度な技術が求められます。バルク（未包装）容器、少量容器、RTU（ready-to-use）カートリッジ・シリンジ・バイアルといった容器の種類や生産能力を問わず、当社はフレキシビリティに優れた充填・閉塞・凍結乾燥等の幅広い設備ラインアップを提供し、最高の効率性とご希望の生産能力を実現します。シンプルな品種替えと完全自動化システムにより、GMPに準拠した工程でお客様の目標達成をサポートします。

主な特長

高速

サイズ部品点数の低減により品種替え時間を短縮。高速運転をサポート

拡張性

少量バッチから大規模生産バッチまで、幅広く生産をサポート

柔軟性

幅広い充填量範囲・充填技術に対応し、市場ニーズの変化に合わせた生産を実現

高速カートリッジ充填機MLD （最大能力36,000本/時）

低速～中速のカートリッジ充填 MRD

小バッチ生産対応、モジュール式のソリューション Versynta FFP

バーシンタ

フレキシブル・フィリング・プラットフォーム

versynta-microBatch-gloveless-working-cell

マイクロバッチ生産対応、グローブレスユニット Versynta microBatch

バーシンタ

マイクロバッチ

最大能力36,000本/時の高速カートリッジ充填機です。特に大容量の充填にも対応します。MRDと同じく、独自のクリップ搬送システムでカートリッジを丁寧に取り扱い、特許取得済みのスリムなコンベアシステムにより、各作業ステーションを通じて安全に搬送します。また、センサー充填で製品ロスやカートリッジ外表面の汚染を防止し、クリーンなオペレーションを維持します。

特長

併用機仕様：MLDシリーズはバイアル充填機・ダブルチャンバーシリンジ充填機としても使用可能
中速・高速・超高速での充填・キャッピング
特許取得済みの打栓方式による正確な容器閉塞

低速～中速のカートリッジ充填機です。カートリッジを丁寧に取り扱うクリップ搬送方式や異物発生を抑えた巻締めプロセスなど、当社の実績ある技術によって医薬品の高度な安全性を担保しています。各ワーキングステーション下でカートリッジ開口部を正確に位置決めし、薬液を確実に精度良く充填します。単独の機械としても、ライン機器としても導入が可能です。

特長

併用機仕様：バイアル充填機としても使用可能
最大能力：6,000本/時
操作しやすく、清掃時のアクセス性に優れたコンパクト設計

高活性物質を使用した個別化医療では、少数の患者集団を対象とするため、小バッチ生産が必要となります。Versynta FFP（Flexible Filling Platform）は高度に標準化されたモジュール式のソリューションで、小バッチ生産のニーズに応えます。医薬品メーカーによる革新的な無菌充填への取組みをサポートします。

特長